●グランプリ

株式会社日立製作所

(1996.7.16)


「日立」の2連版見開き30段、各種競技の審判員
を集めた作品


扱い広告会社:有限会社中央通信社

作品制作:株式会社博報堂

クリエイティブ・ディレクター:笠原伸介 アート・ディレクター:周藤広明、権田雅彦
 デザイナー:伊藤誠治  コピーライター:滝川修志、呉功再 フォトグラファー:松永 徹


 オリンピックの時期はまた、ハイ ビジョンTVの拡販の時期でもあ ります。この時期、格好の媒体で ある日刊スポーツ紙にひと味違っ た広告を、というのが今回の企画 意図です。ハイビジョンTVの特 長「リアリティ」「迫力」を競技 に一番近い審判席から見た感じに 例え、「審判臨場感」と表現しま した。野球やサッカーといったよ く知られた競技からなじみの薄い 競技まで、アトランタオリンピッ クの主要競技のプロフィールと審 判員のユニフォームを紹介。楽し く見て、読んでもらえる広告に仕 立てました。栄誉ある賞をいただ き、ありがとうございました。

(株式会社日立製作所 家電・情報メディア事業本部事業統括本部広告部 倉澤豊宏)


 2連版見開き30段の大スペースを 埋めるのは、色々なスポーツの審 判員達。なぜ彼らが広告に登場し たかといえば、各種の競技を一番 間近で見ているのは、審判をつと める彼らなのであって、つまりこ のハイビジョンは、そのくらいの 臨場感をもって見る人に迫ってく るという訳なのだ。何しろ、普段 スポーツ紙の紙面でもTV中継で もあまり脚光を浴びた事のない人 達だから、物珍しさも手伝って思 わず目が止まるが、よく見れば、 一人一人服装も違えば、ポーズも 違う。それに各競技の審判のやり 方や見どころも、ちゃんと解説し てあるという至れりつくせりの広 告である。つくるのに手がかかっ ているだけ読者の滞留時間も長く、 スポーツ好きの心をとらえて放さ ない。スポーツ紙の広告の本質を 考えた意欲的な提案であった。

(梶 祐輔)

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