<青空広告部門>

●クリエイティブ賞

松下電器産業株式会社

(1996.7.7)


液晶デジカムを親子のふれあいでヒューマンに訴求


扱い広告会社:株式会社電通関西支社


作品制作:株式会社ズーム

プロデューサー:高田 務、岡野誠二 ディレクター:奥浪嘉彦 クリエイティブ・ディレクター:松田利典、塩出芳樹
アート・ディレクター:原 孝治  デザイナー:大石 玲、 中川亮子 コピーライター:磯村輝美 フォトグラファー:小林敏伸 


 「液晶デジカム」はデジタルならではの高性能を、小さなボディに凝縮して大好評のデジタルビデオです。さて高画質のデジカムが どこで活躍するかというと、やはり親がわが子を撮る時が多いようです。ハードはデジタルなのに、使われ方はとてもヒューマン。そ こで、こどもの日と七夕の日を掲載日と決め「お父さん、お子さんをいつまでもきれいに残すのは、あなたの役目ですよ」と訴求する ことにしました。せっかくの「青空広告」ですから、横長のスペースを有効に使いながら。クリエイティブ賞、誠にありがとうござい ました。

( 松下電器産業株式会社)


 液晶デジカムという商品を消費者の生活パターンの中に位置づけるとしたら、やはり親と子供の触れ合いの場に置きたいと考えた、こ れはそういう広告である。青空スペースの両端に前から後ろからの商品写真を配して、その間を平易な連続性のあるビジュアルでつな ぐという手法も、とくに新しいとはいえないけれど、わかりやすくて、何やら心の休まる広告になった。

(梶 祐輔)

<青空広告部門>

●クリエイティブ賞

三洋電機株式会社

(1996.7.24)


野球の面白さを長音記号で引っ張って聴覚にも訴えた


扱い広告会社:株式会社博報堂関西支社


作品制作:株式会社博報堂関西支社

クリエイティブ・ディレクター:岩橋孝治 アート・ディレクター:古橋育通 デザイナー:村田博彰 
コピーライター:春名宏樹 フォトグラファー:鈴木英雄


 野球の持つ夢や楽しさを、シンプ ルに表現したらおもしろいかも。 こんな単純な発想が、形になり、 高い評価をいただきました。昨年 同様、青空広告部門のクリエイテ ィブ賞を受賞することができまし た。本当にありがとうございます。 今回の作品は、プレーボールから 始まり、ゲームセットで終わる6 回シリーズです。ピッチャーが豪 速球を投げ、バッターがホームラ ンを打つ。そんなゲームのハイラ イトを、シンボリックに表現しま した。野球の好きな方ほど、夢や 楽しさを感じていただけるのでは ないでしょうか。

(三洋電機株式会社 宣伝部担当部長 磯本 清)


 横に長いスペースを、キャッチフ レーズの意味を強調する長音を、 わざとオーバーに引き伸ばして埋 めるという、ただそれだけのアイ デアだが、長音記号(業界用語で はオンビキと呼んでいる)もここ まで長くなると、思わず、声を出 して、思いきり引っぱって読んで みたくなるから不思議である。文 字に立体感をつけて箱文字にした のも、効果をあげている。視覚と 聴覚の両方に働きかける新聞広告 は、はじめてではないか。

(梶 祐輔)

日刊アドグランプリインデックスへ 特得情報インデックスへ