◇全豪テニス◇23日◇メルボルン・ナショナルテニスセンター◇男女シングルス4回戦ほか◇賞金総額1242万500豪ドル(約8億7400万円)◇観衆2万8328人◇曇り時々晴れ
【メルボルン(オーストラリア)23日=吉松忠弘】世界24位の杉山愛(24=日本テレコム)が、4大大会で日本女子史上初の単複同時ベスト8入りの快挙を成し遂げた。シングルスで、同5位のマリー・ピエルス(25=フランス)に、7―5、6―4のストレート勝ちした。ジュリー・アラール・デキュジス(29=フランス)と組んだダブルスでは、最終セット2―5から勝利をものにした。日本男女を通じ同時ベスト8入りは、1933年ウィンブルドンの佐藤次郎以来、67年ぶり史上2人目となる。
▽女子ダブルス3回戦
杉山、アラール・デキュジス(フランス)
{4―6 6―1 7―5}
クッツァー(南アフリカ)リホフツェワ(ロシア)
▽女子シングルス4回戦
杉山(日本テレコム)
{7―5 6―4}
ピエルス(フランス)
杉山が日本女子史上初の快挙で、輝かしい1日を締めくくった。初の4大大会シングルス8強入りの勢いで挑んだダブルスは、最終セット2―5から5ゲーム連取で大逆転勝ち。その瞬間、世界4位になった伊達公子さんも達成できなかった女子史上初の金字塔が打ち立てられた。
シングルスは24大会目にして初めてベスト8。それも、世界5位のピエルスをストレートで破っての大金星に「最高の気分。気持ちで引いたらおしまいと、最後まで向かっていけた」と胸を張った。
伊達さんと沢松奈生子さんという2人のエースが引退し、停滞していた日本女子。杉山が強い日本女子を快挙とともに復活させた。