1月候補者
荻原健司

荻原健司 2位に入り健在ぶりをアピールした荻原健司



2000年1月13日付紙面掲載

今季最高、10カ月ぶり表彰台

◇スキーW杯複合・個人第8戦◇12日◇イタリア・バルディフィエメ◇後半距離15キロ

 【バルディフィエメ(イタリア)12日=平山登通信員】日本のエース荻原健司(30=北野建設)が、今季日本勢初の表彰台に立った。前日11日の前半ジャンプ首位でトップスタートとなったこの日、3位スタートのサンパ・ラユネン(フィンランド)にはかわされたものの2位でゴールし、健在ぶりを示した。荻原の表彰台は昨年3月の個人第16戦(オスロ)の3位以来となった。

 ビーク(ノルウェー)との同時スタートに燃えた。シーズンインの時には通算19勝で並んでいたが、第6、7戦にビークが連勝。約5年間にわたって保持してきた「最多勝」のタイトルを明け渡した。しかし、前半ジャンプはビークと並びトップで、勝利への欲求がわき上がった。

 先月26日に30歳になったばかりの体にむち打って走った。18秒差のラユネンとともに3人で終盤までトップを争う粘りを見せた。

 1996年のショヌーブ大会(フランス)以来の優勝こそ逃したが、まだまだ第一人者の座を譲るつもりはない。「これからまだまだ調子を上げていく」と、どん欲に優勝を狙っていく。