◇W杯スケート・ビュート大会◇22、23日◇ビュート(米モンタナ州)
長野五輪金メダリストの清水宏保(25=NEC)が男子500メートルで連勝を飾った。22日は世界記録保持者のジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)と35秒51で優勝を分け、23日は35秒27の好記録をマークした。清水はW杯勝利数を今季6、通算25に伸ばした。
22日、今季5勝目を挙げたにもかかわらず清水の笑顔はぎこちなかった。「気分はよくない。どうせなら(単独で)勝ちたかった」。一番高い表彰台の上に立ったとはいえ、隣にはウォザースプーンが並んでいたのだ。
明けて23日。失敗した前日とは違い、正確なカーブワークを見せた。「筋肉がうまく動いた」と清水。カーブの出口からスムーズに飛び出すと、力強いキックでゴール。35秒27、ウォザースプーンに0秒30差をつける快勝だった。
年明けからハードトレーニングで疲労が蓄積、体に張りがあった中で2日間、4レースをこなした。テーマにしていたレース感覚は完全に戻った。