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アニメ・ゲームコラム

ゲームセンターCXスタッフここだけ話

ゲームセンターCXスタッフここだけ話

「ゲームセンターCX」CSフジテレビONEにて放送。よゐこ有野がファミコンなどのレトロゲーム攻略に挑む。番組DVDは累計55万本超えのヒットを飛ばし、放送開始10年には武道館イベントや映画化など、今やゲーム番組の代名詞に。国内のみならず海外でも人気が高い。番組作りのウラ側から知られざるエピソードまでスタッフが紹介。

名物スタッフ(2)演出藤本

[2015年4月7日9時55分]

  • TL
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 番組に登場する機会は少ないのですが、なぜか印象に残ってる目の細い髪の毛パツパツ男、GCCX演出担当の藤本です。そもそも番組の演出といえば映画でいうと監督、絶対的な決定権がある偉い人…。ですが藤本はいつも有野さんからたっぷりイジられてる優しいアンちゃんというイメージですかね~。

 テレビを作る時の型。大阪の製作会社出身の僕などはタレントに寄り添う形が多く、フリートークをベースとした“喋り”を重視しがちです。分かりやすく言うと鶴瓶さんの番組的な。しかし関東スタイルは台本重視、演出先行のやり方が基本です。(…このところ関西スタイルも東京で多く見受けられますが) 藤本は大阪出身ですが東京の製作会社からADをスタートしテリー伊藤門下で鍛えられました。出演者を企画の中にハメて作る番組が得意。修行時代は大変だったと思いますが成長する環境を考えれば文句ナシ! 一生食っていける技術を身につけたハズです。

打ち上げにて。手前左側が演出藤本

 そんな藤本がGCCXを作る時はディレクターがオフラインしたモノを細かくしつこく丁寧に修正&ダメ出しをします。収録時はディレクターと随時打ち合わせをしながらゲームの進行状況を見極め、ADの投入などを考えています。あの風貌からは想像できないかもしれませんが(笑)意外に緻密な計算をしていくタイプなのです。ゲームセンターCX有野の挑戦はそんな彼の“追い込み”無くしては成立しません。

 そして藤本の計算や勘がもっとも冴えわたるのが生放送! 狭い会議室、有野さんの前でフロアDとしてプレーを見守る藤本。天の声を担当している僕はインカムであれこれ指示を出し急かします。根がせっかちですし生放送の残り時間もないので、とにかく次の展開を促すのですが、藤本はなかなか動きません。

 菅 「…ちょっと膠着してるからAD入れてヒントを出そうよ」

 藤本 「いや、もうちょっと待ちます。行けそうな空気が漂ってます」

 これが俗に言う“行けそうな空気感”。手助けを入れず課長に任せる…そうすると藤本のヨミがドンピシャ! 有野さんが自力クリアし盛り上がるのです。これには感服せざるを得ません。あの細い目だけが何か未来を見透せるのでしょうか?

 ゲームセンターCXの原点は「元気が出るテレビ」や「電波少年」だったりするのですが、その理由は演出藤本にあるのです。これからも“有野課長追い込み演出”にご期待ください。次回は構成作家酒井健作を紹介します!

 ◆GCCX情報 4月9日(木)いよいよ第19シーズンがスタートします。プレステなど次世代機解禁ですが1回目は「I.Q.」に挑戦してます。お楽しみに~。

  • TL

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