収録では、3カ月限定の編成改革部長を務める声優・小野坂昌也（50）と、秘書のテレビ東京繁田美貴アナウンサー（31）が番組を進行。ベテランから新人まで、幅広い声優15組が次々に新番組企画について、熱のこもったプレゼンを行った。これには小野坂部長も「思ったよりたくさんの企画が集まった。今日の15組も100件以上の応募の中から厳選されたものです」と大満足。出された企画については練り直しも含めて検討され、第3回放送時に採用される企画が決定。第3回は新宿アルタでの公開生放送で行うことも併せて発表された。

　専門チャンネルだからこそやれることがあるというのが、小野坂部長の考え方だ。「地上波では、いろいろな目を気にして危ないからやめておこうと、できないことが多くなった。専門チャンネルだからこそ、出していいギリギリまで掘り下げたい」と説明した。デビュー間もない新人が、ベテラン声優に対し、臆さず必死にプレゼンする姿も新鮮だった。「新人がパッと出てきて、簡単に冠番組が持てると思ってはほしくない。でも、本当に頑張って考えてくれた人には、何らかのご褒美をあげたいとも思う」と、抜てきの可能性も口にした。

　3月の生放送を経て、決定した企画は新番組として4月からスタート。声優陣が本気で考えたものだけに、注目が集まりそうだ。

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