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モヒガン・サンと仁川空港がカジノ開発へ
[2015年5月1日17時32分]
4月21日、米国のカジノ運営企業モヒガン・サンは韓国・仁川国際空港公社との間でカジノリゾートの開発に関する覚書を締結した。
同社は空港公社が所有する空港付近の開発用地に、カジノや高級ホテル、スポーツアリーナ、テーマパークなどを含む統合型リゾートを建設する計画。今後、モヒガン・サンと仁川空港公社は開発の合意へ向け交渉を進めるという。
モヒガン・サンは、コネチカット州やペンシルバニア州のインディアン保留区でカジノホテルやゴルフリゾートを運営する複合リゾート企業で、米国外初進出を目指す。計画ではプラベートジェット専用の空港ターミナルや2万人を収容するアリーナ、ネイティブアメリカン(インディアン)の文化を紹介する施設などを設置する。仁川国際空港公社のパク・ウンスCEOは「この計画は、仁川空港が利用者のために良質なサービスを提供し、世界的な巨大ハブ空港として認められるための重要なステップだ」と述べている。
なお、モヒガン・サンがカジノリゾートの開発を着手するためには、韓国政府の文化体育観光部の審査を通過する必要がある。(PiDEA)