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フィリピン 25年にカジノ売上2倍の期待

[2016年3月16日14時30分]

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 フィリピン・アミューズメント・アンド・ゲーミング公社(PAGCOR)のNaguiat会長は、マニラ郊外のいくつかの候補地(具体的な地名は明らかにせず)で、3億ドル規模のワールドクラスのカジノリゾート建設を確約できるオペレーターに対しライセンスを発行する意向であることを明らかにした。

 フィリピンでは既にマニラ近郊の湾岸120ヘクタールの土地に10億ドル規模のカジノリゾート4つが建設を認められているが、アナリストは地方にワールドクラスのカジノリゾートができれば、当然マニラ湾岸のリゾートと競合することになると指摘する。この新たな地方プロジェクトに関する最低投資額は、現開発プロジェクトのリーダーであるベニグノ・アキノ大統領が任期満了を迎える6月以降に定められる見通しだという。

 マニラ湾岸では13年にブルームベリー・リゾートが、昨年メルコ・クラウンがそれぞれカジノリゾートをオープン。さらに日本のユニバーサルエンターテイメントが今年12月、地元フィリピンの富豪アンドリュー・タンとゲンティンのLim Kok Thayが20年までに開業を予定している。このほか、フィリピンにはPAGCOR運営のカジノ施設も13カ所あり、うち10カ所はマニラ以外にある。

 マニラ湾岸の4つのプロジェクトが営業を開始すれば、フィリピンのゲーミング売上は25年には現在の2倍以上、約40億ドルに達すると期待されている。(リゾカジ.com)

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