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ウィン・パレス マカオにオープン
［2016年10月4日13時19分］
スティーブ・ウィンが手掛けた数多くのプロジェクトの中でも最高額となる42億ドルを投じたウィン・パレスが8月22日、マカオにオープンした。1億ドルの噴水を備えた湖には空調完備のゴンドラが浮かび、スパには金箔（きんぱく）やダイヤモンドの粉を使用する450ドルのフェイシャルメニュー、建物の随所に飾られている中国清朝時代の古美術品は総額2億ドルに上るという豪華さを誇る。
マカオの他のリゾートでは、マカオを「カジノ以外の多彩な魅力を備えた観光地に」との政府の意向を受け、ファミリー客を対象とする施設やサービスが増えつつあるが、ウィンは「子供にはマカオやラスベガスよりももっと良い旅行先がたくさんある。ウィンパレスは大人のための場所だ」と言い切る。
同社はマカオ政府にウィンパレス用として新たに250台のゲーミングテーブル設置の認可を申請していたが、許められたのはオープン時に100台、2年以内にプラス50台だった。同社ではウィンマカオから250台をウィンパレスに移動させ、400台をそろえる予定で、うち60台をVIP用に使用するという。他社がVIPルームを減らす傾向にある中、ウィンパレスはVIP市場でのシェア拡大を狙うようだ。（リゾカジ.com）
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