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MGMは大阪カジノを想定?
[2014年9月10日13時50分]
9月4日、MGMリゾーツ・インターナショナルはウェブサイト上で、日本での統合型リゾートの開発プランを記したプレゼンテーション資料を発表した。この資料は、4日に東京で開催された「MIZUHO Investment Conference」で、同社社長のビル・ホーンバックルがプレゼンを行う際に提出したもの。
「日本版統合型リゾートに向けた我々のビジョン(意訳)」と題されたこの資料は、日本版IRの完成予想図が含まれており、「MGM Osaka」と題して掲載している。資料は、これを「日本独自のランドマーク」になるとし、「ラスベガスやシンガポールのコピーではない」と解説する。また、IRの開発・運営に関しては「日本のリーディングカンパニーとの合弁により行う」とし、「MGMマカオ」を運営するMGMチャイナ(香港企業・信徳集団との合弁)と同じような進出形態を取ることを示している。同時に、「周辺地域の観光地や商業施設、市民との共生」、「MICE(国際会議・展示会)機能の整備」、「クールジャパンの発信」など、日本がIRに期待する事項も数多く盛り込まれている。なお、同資料では、日本版IRへの投資額は最低5000億円とし、フルタイムの従業員数を約10000人と算出している。(PiDEA)