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カンボジアが自国民へのカジノ開放を検討

[2014年9月24日10時50分]

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ベトナム国境付近のバベット地区とタイ国境付近のポイペト地区のカジノ

ベトナム国境付近のバベット地区とタイ国境付近のポイペト地区のカジノ

 9月12日、カンボジア現地紙「プノンペン・ポスト」は、カンボジア政府が自国民へのカジノ開放を検討していることを明らかにした。隣国のベトナムが、同じくカジノ開放を進めているのに追随し、自国のカジノ産業の競争力を強化したい考え。

 カンボジアでは、首都プノンペンで独占的にカジノ運営を行う「ナガワールド」や、ベトナム国境付近のバベット地区、タイ国境付近のポイペト地区でいくつかのカジノが運営されている。これらの施設を訪れる客は、カジノが認められていないベトナムやタイからの渡航者が中心。同国にとっては、重要な外貨獲得手段だ。バベット地区では、毎日500~1000人のベトナム人が訪れるているが、今後、ベトナム政府が自国民へのカジノ開放を行えば、同地のカジノ産業は大きな打撃を受ける。(PiDEA)

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