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メルコクラウン「スタジオシティ」公開
[2015年1月19日18時17分]
1月12日、マカオのメルコクラウン・エンターテイメントは年内に開業を予定しているコタイ地区のカジノリゾート「スタジオシティ」の詳細を公開した。ハリウッドの映画の世界をテーマとした同リゾートは、米映画配給会社ワーナーブラザーズとの提携により、これまでマカオになかった新しい娯楽&レジャー施設として誕生する。
投資額32億米ドルにおよぶ「スタジオシティ」は、左右2つのタワーに約1600室の高級宿泊施設を備え、タワーを結ぶ連結部分の地上130メートルには「ゴールデンアイ」と呼ばれる観覧車を設置。目玉となるアトラクションは、3Dライド「バットマン・ダークフライト」で、ワーナーの大ヒット映画の世界をバーチャルリアリティで体験することができる。そのほか、世界的イリュージョニスト、フランツ・ハラリーによるマジックショー「ハウス・オブ・マジック」や5000席を備えた多目的シアター、テレビ局、ナイトクラブなども併設される。また、ファミリー層を意識したキッズ向け施設も拡充する。
メルコクラウンは、統合型リゾート「シティオブドリームス」で、「ハウスオブダンシングウォーター」、「タブー」といったエンターテイメントショーを導入し、マカオの娯楽の多様化を推進してきた。「スタジオシティ」では、映画の世界観をモチーフとしたアトラクションを充実させ、マカオの観光産業に新風を巻き起こす存在として注目が集まる。(PiDEA)