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大阪・夢洲が最適と提言

[2015年1月26日15時50分]

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 関西経済同友会は20日、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の建設地として、経済規模や観光産業の発展状況を踏まえ、大阪府と大阪市が誘致を進める大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」が最適とする提言を発表した。併せて開業時に課題となるギャンブル依存症対策を打ち出し、根強い慎重論にも配慮した。

 提言は、関西空港や新大阪駅と夢洲を直結する交通網の整備や、多くの国内企業がホテル、娯楽事業などでIRに関与するよう呼び掛けた。東京五輪が開かれる2020年までのIR実現を求めている。

 依存症対策としては、本人や家族の申告に基づいて入場を禁じることや、運営企業による依存症対策費の支出などを挙げた。

 関西同友会でIR推進を担う委員会の福島伸一委員長(新関西国際空港会社会長)は記者会見し「IRは国際観光での(集客の)決め手となる。アジアの富裕層はもちろん、国内客も呼び込みたい」と表明。IR整備推進法案を早期に国会で成立させることも求めた。(共同)

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