第2期開業で追加される施設は、リッツカールトン、JWマリオットなどのホテル。約1500室を追加し全体の客室数を4000室に引き上げる。また、200以上のショップを集めたショッピング施設「プロムナード」や約120のレストラン、3000席の劇場「ブロードウェイシアター」などを新たに設けるほか、世界最長のウォーターライド「スカイトップ・アドベンチャー・ラピッズ」なども開設する。

　一方、新たに増設される予定のカジノ施設に関しては、詳細は明らかにされていない。1月26日付けの香港紙「信報」によれば、同社副会長の呂耀東（フランシス・ルイ）は「（第2期開業では）最大500のカジノテーブルを設置可能だが、設置数は政府次第」とし、カジノテーブル数を統制する政府当局の決定に委ねる意向を示した。また、「カジノテーブルの数を競う時代は終わり、VIPルームに関しても闇雲に売り込むことはしない」との見解を述べた。（PiDEA）