人気ゲーム「スプラトゥーン2」を使用した全国大会の関東予選が行われ、6月に世界大会で優勝した「GGBOYZ」が優勝し、来年1月に行われる全国大会出場を決めた。4人チームのトーナメント大会で、3日の第1日に続き128チームが参加した。

世界王者が前評判通りの活躍で、全国切符を勝ち取った。大黒柱のたいじは、優勝が決まると右手でガッツポーズ。「本来の力が出せてホッとした」と胸をなで下ろした。メンバーのえとなは「うれしすぎて今は気持ちが無になったくらい。帰り道くらいにまた実感すると思う」と独特な言い回しで喜びを語った。

GGBOYZは昨年からプロチームとして活動。たいじは「スポンサーもいるので、プロとしてそれなりの結果を残さないといけない」と責任感は持って大会に臨んだ。5回戦では動画サイトYouTubeの人気投稿者「はんじょう」らのチーム「ぷれみあーず」に苦戦。「気持ちが高ぶりすぎていた」という前線のやまみっちーの変化を、たいじは見逃さなかった。「やまみっちーが焦っていたのは分かっていたので、助けようという気持ちで」。リードを許す場面もあったが、たいじの活躍で巻き返した。

6月の世界大会で優勝。そこからオンライン対戦でも負け越しがないという。トークでもチームを引っ張ったダイナモンは「このままの勢いで決勝でも優勝したい」と語った。