大分からeスポーツの波を―。12月7日から9日まで東京・ベルサール高田馬場で開催された、ゲームコミュニティイベントのC4 LANに、大分県eスポーツ協会がブース出展した。同協会の西村滉兼会長は「ゲームを反対されて育ってきた世代。もっとみんなが楽しめるようにしていきたい」と口にした。

16年8月にたった1人で協会を設立。その後、eスポーツの認知が進につれ徐々に人が増えていった。現在は月に3、4回ほどウイニングイレブンやスプラトゥーンの大会を開いている。大分県全県が理解があるというわけではないそうだが、「別府市には理解のある人がいて、来年、別府市とイベントを開催する予定」と続けた。

C4 LANは一般人も参加できるゲームイベントで、モニターやゲームPC、家庭用ゲーム機を持ち込んで、夜通し開催された。ゲーム業界以外の企業、団体のブース出展はまだ少ないが、大分県eスポーツ協会のブースでは地元大分のかぼすを使った飲料など、物産とあわせて展開されていた。

西村会長は「ゲームは福祉や教育にも活用できる。選手を目指すのも、カジュアルを目指すのも、両方があるといいですね」と期待していた。