半荘3回で競われる予選は、1回戦からサイコロが爆発力を発揮。いきなり＋51.0のトップを取ると、続く2回戦こそ3着だったが、3回戦でも再び＋54.8ポイントの大トップ。他の3人がトータルマイナスで終わる中、唯一プラスとなる＋96.4ポイントの圧勝だった。「今日はだいぶツイていました。次も恥ずかしくない麻雀を見せたいです」と対局後は謙虚なコメントだったが、予選3組中、ポイント上位2人が自動的に決勝に進めるルールだけに、大量ポイント獲得で決勝進出が濃厚となった。

　予選1組のトータルポイントは1位サイコロ太郎＋96.4、2位楠橋思（最高位戦日本プロ麻雀協会）▲17.1、3位可南（日本プロ麻雀協会）▲17.3、4位コーラ下さい（第7代天鳳位）▲62.0。

　京都グリーン杯は予選3組で行われ、ポイント上位2人が決勝へ。3～6位がプレーオフを行い上位2人が決勝進出する。対局数はいずれも半荘3回。決勝では成績に応じて総額20万円が対局者に贈られるほか、技能・殊勲・敢闘の三賞にもそれぞれ2万円、3連勝かつ1人浮きには10万円など、さまざまなパターンで賞金が出る大会となっている。

　予選2日目は7月1日午後7時30分から放送される。放送URLはhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv224856309。大会公式サイトのURLはhttp://www.jan39.com/greencup/。