2回戦終了時でトータル2位ながら、同3位の新津とは28.2ポイント差。着順次第でひっくり返る範囲だったが、東場はその新津に先行される苦しい展開。それでも自ら親番の東3局でリーチ・ツモ・イーペーコー・ドラの1万2000点を上がると一気に反撃開始。その後、新津が沈む中、金子は着実に加点し最終的にはトップで終えた。「新津さんがトップなら無条件でまくられていた。でも肝心なところでリーチを打てる手が入って、ツモ上がれた。そういうところで上がり切って決めないと、勝てないもんだなと思います」と振り返っていた。

　3回戦の各選手の得点は1着金子4万100点、2着古久根英孝（元最高位戦日本プロ麻雀協会）3万8400点、3着新津潔（最高位戦日本プロ麻雀協会）1万4800点、4着河野高志（RMU）6700点。

　準決勝A卓の最終トータルポイントは1位金子＋76.1、2位河野＋7.9、3位新津▲17.4、4位古久根▲66.6。

　準決勝B卓1回戦は7月15日午後9時から放送される。URLはhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv226531467。