ラスさえ引かなければほぼ予選通過という状況だったが、親で迎えた東4局1本場に役満・四暗刻を上がり4万8000点（＋300点、供託1000点）を獲得。2連続ラスからの大逆転を狙って5万超のトップにいた藤田を抜き去りトップに立った。その後は一時7万点超まで点数を伸ばし完全な独走。悠々と対局を終えた。「なんかツいていましたね。僕的には井出・金子というオールドファンには懐かしい顔ぶれで勝ち上がれたのがうれしいですね。決勝でまた当たれるように頑張ります」と意気揚々だった。

　3回戦の各選手の得点は1着井出6万8500点、2着藤田晋（サイバーエージェント代表取締役社長）4万9000点、3着金子正輝（最高位戦日本プロ麻雀協会）－3300点、4着中田功（将棋棋士）－1万4200点。

　予選D卓終了時のトータルポイントは1位井出＋130.3、2位金子▲6.4、3位藤田▲57.0、4位中田▲66.9。

　次週から準決勝がスタート。A卓1回戦は11月25日午後10時から放送される。URLはhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv242393124。