ルールの異なる3戦で競われたが、1戦目（6人ずつ参加の個人戦　半荘2回を戦い1～12位の合計順位勝負　39で引き分け）はCAが合計順位36対42で勝利。続く2戦目（2人対2人のチーム戦　先鋒・次鋒・副将の3試合）は先鋒戦をCA、次鋒戦を電通が制し副将戦にもつれ込んだが電通が勝利し、2対1で電通が制した。タイで迎えた最終3戦目（2人対2人）は、東場を有利に進めた電通が南場で一気にリードを広げ快勝。逆転でCAを下した。CA麻雀部の通算成績は6勝6敗とし、勝率5割で2015年の対抗戦を終えた。CA藤田氏は「これだけやってもチャラなんですね。麻雀というのは、そうなるようにできているんだと思います」と振り返っていた。

　◆麻雀企業対抗戦　CA藤田氏が麻雀最強戦2014（竹書房主催）で優勝したことをきっかけに、今年2月に行われたCA麻雀部対博報堂からスタート。競技ルールのもと、企業の名をかけた真剣勝負の団体戦がファンの間で話題となり、同部への対戦依頼も殺到。対戦するために社内で新たに麻雀部を設立するという企業も増えている。1対1の対抗戦のほか、東京・渋谷に本社を置く4社による「麻雀渋谷頂上決戦」、主に過去に企業対抗戦に出場した8社による「年度代表社決定戦」なども行われた。