2組では大崎初音（日本プロ麻雀協会）がオーラスの親番で、リーチ・トイトイ・三暗刻・ドラ3の2万4000点をトップの小笠原奈央（日本プロ麻雀連盟）から直撃。3万点以上あった差を一撃で逆転し、予選突破を決めた。大崎は「南3局までとはモードを変えて、点差が離れていたので高い手を狙っていった」と勝因を語った。

　予選3組では、米崎奈棋（日本プロ麻雀協会）が東1局の親で1万8000点を連続でツモアガリ。6万点を超えて圧倒的優位にたった。対抗したのは丘ありさ（日本プロ麻雀協会）。満貫ツモで米崎の親番を落とすと、東2局に1万2000点を平岡理恵（日本プロ麻雀連盟）からアガリ、東3局には米崎から6400点を直撃。その差は5万0000点差を1万2800点差まで詰めた。オーラスの親では満貫をツモれば逆転だったがテンパイできず、米崎が逃げ切った。

　「麻雀カボ　オーロラカップ」決勝メンバーは、前回優勝の田中智紗都（日本プロ麻雀協会）、予選1組を勝ち上がった西城凛（日本プロ麻雀協会）、大崎初音、米崎奈棋の4人となった。決勝戦は2月12日（金）午後7時からニコニコ生放送姫ロンチャンネルで配信される。

　◆第3回姫ロン杯麻雀カボオーロラカップ　予選3組、13人の女流雀士で戦われる。 各予選の1位と、ディフェンディングチャンピオン田中智紗都を含めた4人で決勝を行い、チャンピオンを決める。 決勝の上位2人は、姫ロン杯チャンピオンシップへの出場権を得る。　（麻雀ウォッチ）