ルールの異なる3戦で行われたが、第1戦（各チーム6人ずつ参加の個人戦　半荘3回を行い1～12位の合計順位勝負　39で引き分け）は、コンカーが29対49で先制した。

　続く第2戦（2人対2人のチーム戦　先鋒・次鋒・副将の3試合）は、昨年度8社による年度代表社決定戦を制したクレディセゾンが反撃。2対1で勝利し、タイで最終戦に持ち込んだ。

　最終3戦目（2人対2人）は、東場を終了しコンカー1000点リードの大接戦。南場に入り、コンカーが効果的な上がりを重ねて抜け出した。クレディセゾンは8900点以上加点すればオーラスで逆転だったが、一発で出上がったチートイツに裏ドラが乗らず6400点止まり。わずかに届かなかった。

　勝利したコンカー三村真宗代表取締役社長は「80人ほどの会社ですが、50人以上いる社内麻雀部があって、定期的に大会も行っています。女性だけで卓を囲むこともよくあります。今日はメンバーを選んできました」と層の厚さを勝因に挙げていた。

　◆麻雀企業対抗戦　CA藤田氏が麻雀最強戦2014（竹書房主催）で優勝、最強位となったことをきっかけに、昨年2月に行われたCA麻雀部対博報堂からスタート。競技ルールのもと、企業の名を背負った真剣勝負の団体戦が話題に。社内で麻雀部を設立する企業が増え、ネット系、ゲーム系といった同業種による対抗戦も活発化している。会場を提供、運営しているRTDのアドレスはhttp://www.rtd.co.jp/。