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多井が初代王者/麻雀日本シリーズ

[2016年3月10日0時36分]

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<第1回麻雀日本シリーズ>◇9日◇決勝◇夏目坂スタジオ

優勝した多井

優勝した多井

 多井隆晴(RMU)が麻雀日本シリーズの初代王者に輝いた。

 麻雀日本シリーズは日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、RMUというプロ団体のタイトルホルダーなどトッププロ10人、著名人2人の計12人によるリーグ戦。予選(各選手半荘6回)を5位で通過した多井は、ポイント持ち越しのプレーオフ(各選手半荘3回)で4位に滑り込み、決勝へ進出した。

 この日の決勝(半荘4回戦)では1回戦、2回戦と連続トップの藤田晋氏(サイバーエージェント代表取締役社長)を連続2着で追走すると、3回戦で会心のトップ。ラスだった藤田氏にわずか8.1ポイント差まで詰め寄ると、最終戦は親の東1局から連荘。主導権を握り最終的には2着に。トータルポイントで逆転し優勝を決めた。最終順位は1位多井+69.4、2位藤田+20.1、3位村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲23.0、4位藤崎智(日本プロ麻雀連盟)▲67.5。

 多井は決勝4回戦でトップ1回、2着3回とオール連対だったが、予選を含めた計13回戦で1回もラスを引かない抜群の安定感。「このメンバーでラスなしで戦えたことがうれしいし、自分らしさが出せたと思う」と振り返っていた。対局後には、古巣である日本プロ麻雀連盟・森山会長からトロフィーを手渡され「(連盟には)いろいろ迷惑も掛けたので、これからも麻雀で恩返しができたら思う」と思いを打ち明けていた。

 ◆麻雀日本シリーズ 2014年度の麻雀界で活躍した12人によるリーグ戦。2015年9月予選が開始。対局の模様はニコニコ生放送「日本プロ麻雀連盟チャンネル」でも生放送された。決勝進出者以外の参加者は荒正義、櫻井秀樹、瀬戸熊直樹、前田直哉、前原雄大、山井弘(以上、日本プロ麻雀連盟)、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)、片山まさゆき(漫画家)

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