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猿川真寿が2年連続でファイナル進出/最強戦

[2016年4月11日10時49分]

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<麻雀最強戦2016男子プロ代表決定戦・世代抗争勃発>◇9日

激戦を制した猿川

激戦を制した猿川

 竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2016」の男子プロ代表を決定する「麻雀最強戦2016男子プロ代表決定戦・世代抗争勃発」が9日に行われ、猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)が優勝、2年連続のファイナル進出を決めた。

 「世代抗争勃発」をテーマに、若手男子プロとベテラン男子プロとの対決となった今回の代表決定戦。

 A卓では、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)が1万2000点をツモってリードするが、荒正義(日本プロ麻雀連盟)が東場の親で連荘して逆転。このまま荒の独壇場かと思われたが、猿川がメンホンをダマテンにして荒からアガリ、勢いに乗ると、南1局の親で、土田浩翔(最高位戦日本プロ麻雀協会)からリーチ・タンヤオ・トイトイ・三暗刻の1万8000点をアガリトップ目へ。荒とともに決勝進出を決めた。

 B卓では、金子正輝(最高位戦日本プロ麻雀協会)が東4局の親で、1万8000点をリンシャンからツモりトップへ。南3局に1万2000点をツモった山井弘(日本プロ麻雀連盟)とともに、伊藤優孝(日本プロ麻雀連盟)・佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)を破って決勝進出となった。

 決勝戦では、全員にチャンスがあるままオーラスへ突入。最初にテンパイを入れたのは金子。タンヤオ・ピンフ・三色・ドラ1のテンパイで、高目の六萬をツモれば優勝に。しかしトップ目の荒が三六九萬待ちのピンフのテンパイで追いつく。さらに、ラス親の山井が、こちらもツモれば優勝のカン六萬待ちのリーチを打ち、3人で残り1枚の六萬をめくり合うが、王牌にあり流局。

 続く1本場では、猿川がダブ南・ホンイツをツモり、荒を逆転して決着した。前局で荒のアタリ牌の九萬を止めてしぶとくテンパイを取って、満貫ツモの逆転条件を残したのが勝因となった。

 猿川は昨年の「麻雀最強戦2015男子プロ代表決定戦・風神編」でも劇的な逆転劇でファイナル進出を決めており、2年連続で激戦を制しての優勝となった。 (麻雀ウォッチ)

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