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井出が金子との接戦制して決勝進出/日刊杯

[2016年12月1日19時19分]

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<日刊スポーツ杯争奪 スリアロトーナメント2016>◇準決勝B卓3回戦(最終戦)◇東京・麻雀スタジオ◇日刊スポーツ新聞社後援

B卓準決勝最終戦でトップになった井出のハネ満

B卓準決勝最終戦でトップになった井出のハネ満

 井出洋介(麻将連合)が金子正輝(最高位戦日本プロ麻雀協会)との大接戦を制して最終戦1着となりトータル3位から2位に浮上して決勝進出を決めた。

 井出は2回戦を終わった時点で2位の金子と17.5ポイント差の3位で最終戦を迎えた。トップを独走する加藤哲郎(元プロ野球選手)の決勝進出は確実で、井出と金子で2つ目の決勝のイスを争うことになった。

 東2局で金子がリーチ・ツモ・ピンフ・ドラ1の5200点を渋くアガってトップに立ったが、譲れない井出は東4局に加藤からホンイツ・イッツー・発のハネ満をアガってトップを奪い返す。さらに南1局1本場では金子が井出からリーチ・一発の2600点(+300点)をアガると、トップの井出(3万1900点)と2着の金子との差はわずかに300点となった。

 お互いに残り3局にすべてをかける。南2局、金子は発・ドラ1の2000点をアガって再びトップに立ち、井出に1700点差をつける。そしてラス前の南3局、トータルトップをほぼ確定していて早く終わりたい加藤に金子がタンヤオ・ドラ1の2000点を振り込んでしまう。頭を抱え苦笑いの加藤。ほくそ笑む井出。オーラスはわずか300点差で今度は井出がトップに立った。

 そしてオーラス。4者ともなかなか手が進まず結局、井出のみが1人テンパイというあっけない幕切れ。大接戦を制して決勝進出を決めた井出は「久しぶりの決勝で嬉しいです。最後の接戦は苦しかったですが、なんとか勝てました。決勝も頑張ります」と安堵の表情を浮かべていた。

 3回戦の各選手の得点は1着井出3万4900点、2着金子3万600点、3着中野浩一(スポーツコメンテーター・元競輪選手)1万7300点、4着加藤1万7200点。

 B卓終了時のポイントは1位加藤+53.8、2位井出+21.3、3位金子+4.5、4位中野▲79.6。

 A卓を勝ち上がった土田浩翔(最高位戦日本プロ麻雀協会)とじゃい(お笑い芸人 インスタントジョンソン)、この日B卓を勝ち上がった加藤と井出が決勝で対決。決勝戦は12月29日午後4時から4半チャンを完全生放送する。

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