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MAXタイプ1/399が消えた後

[2015年3月6日22時40分]

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 こんにちは、K松です。つい先日、パチンコ系ニュースサイトは、こんな見出しがあちこちで飛び交いました。「パチンコ 内規変更へ」。パチンコ機を作る上でのルールを変更します、ということです。ファンの方が一番気になるところで言えば、MAXタイプについて。今まで大当たり確率の下限が1/400だったところ、1/320まで引き上げられることになりました。理由は射幸性の抑制。今回は、この変更についてあれこれ考えてみます。

 1/400から1/320へ。それだけ見れば単に当たりやすくなるように見えますが、出玉スピード・量にも制限があります。となると、当たりやすい分、続きにくいかもしくは1回の当たりで得られる出玉が少ないかになります。また、今回の変更で「最低でもこれくらい出るようにしなさい」というものも設けられました。これによって出玉なし大当たり、たとえば潜伏確変だったり、バトルで負けて出玉なし、なんてこともなくなります。要は「丸くなる」というやつです。

 さて、今のMAXタイプはどのくらいのシェアか。一部では3割超なんてデータを出しているところがあります。一番荒いスペックがこれだけ多ければ、大勝する人も大敗する人も多いもの。確かに射幸性は高まっていたのかもしれません。ただ、その出玉の瞬発力もユーザーにとって魅力だったのは事実。1/320と言えば、初当たり確率だけを見ればちょっと低めのミドルタイプといった印象を受けます。1/320をMAXと呼ぶには、ちょっと抵抗があるかもしれないですね。

 パチスロの方に目を向けると、こちらも変更の真っ最中。12月からは新たなルールに沿った、マイルドな台が出てきます。パチンコ、パチスロがほぼ同時期に出玉感を抑えられるというのは、今までになかったこと。それほどまでに抑え込む理由は何なのか、聞いてみたくなるところではあります。とはいえ、今までMAXタイプの豪快な出玉感が好きだったファンをつなぎ留めるために、メーカーも新たなルールの中で、魅力的な台を作らなければいけなくなったわけです。

 日本版カジノネタをきっかけに、昨年あたりからギャンブルや、それに類するものへの風当たりは、今まで以上に強くなりました。もともと娯楽とギャンブルの中間的な存在であるパチンコも、「ギャンブル依存症」の話題では、真っ先に出てきます。そんな風潮を察してのルール変更なのか、果たして別の理由か。いろいろと想像はしますが、個人的には今回の変更は、前向きに感じています。

 何事もそうなのですが、慣れというのは非常に重要です。確かに変更直後は抵抗があるかもしれませんが、数年もしたら1/320がMAXというのにも、違和感がなくなるでしょう。もともと4円パチンコで打っていた人も、1円パチンコばかり打つようになって、それで満足できている人もたくさんいます。ユーザーがお金と時間を使いすぎてやめていっているのだとすれば、今回のスペックダウンはユーザー離脱の歯止めの一助になる可能性だってあります。もっと言えば、パチンコを打つ習慣が強い人は、このくらいのスペックダウンではやめないのでは、とすら思えてくるわけです。

 一時的には、従来のMAXタイプファンは減るかもしれません。ホールの売り上げもしかり。ただし、数年単位で見た時に、台が丸くなったことでユーザー離脱の速度が鈍化、さらには新規・復活組が出てくるようであれば、それは大成功だと言えます。新台についても、あれこれ規制された中でも、知恵を絞って作ってきたのがメーカーの歴史でもあります。新たなルールの中だったからこそ「神台」が出てきたなんてことが起きないかと、むしろ期待してその時を待とうと思います。【K松】

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