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混迷のパチンコ業界 増える提携・合併

[2016年7月11日10時17分]

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 昨年から続く「遊技くぎ」問題で混迷するパチンコ業界で、企業間の提携や合併が進んでいます。6月初旬、大手遊技機メーカーのユニバーサルエンターテインメント(以下ユニバーサル)とサミーが、ファン向けイベントを7月24日に東京ビッグサイトで共催することを発表しました。昨年、ユニバーサルが単独で開催した「ユニバーサルカーニバル」は1万人超の来場者があり、今年は「サミーフェスティバル」が加わったことで規模を拡大、前年以上の集客を見込んでいます。この大手2社の“タッグ結成”は、業界内でも大きな話題になっています。

 ◇大手同士の提携

 そもそもパチンコ・パチスロ機の市場は、非常に偏っています。パチンコ、パチスロともに上位10社までで75~85%ほどのシェアを誇ります。ユニバーサルとサミーは、いずれも最上位クラスですから、他のメーカーからすれば脅威そのもの。「かつての大手ゲームメーカーの合併を見ているよう」「パチスロ同士の提携に思えるが、今後はパチンコとパチンコ、パチンコとパチスロという提携、合併も増えるのでは」という関係者の声もあります。

 ユニバーサルとサミーの提携は、パチスロゲーム(アプリ)に始まり、今年4月に遊技機の共同開発を目的とする合弁会社「ZEEG(ジーグ)」を発足させたことで加速。先述のイベントのほかにも、すでに音楽イベントでもコラボを実施しました。これまでパチスロ市場でしのぎを削り、むしろ仲が悪いとさえ言われてきた2社だけに、これに対抗すべく他社が提携・合併への道を模索するのも当然です。上位同士はもとより、11位以下の企業が上位グループに参加するのか、それとも中小同士で結託するのか。このような動きは増加しそうです。

 ◇生き残りへの合併

 一方、実際にユーザーを迎えるパチンコホールでは、合併も進んでいます。昨年8月、全国で約400店を経営していたダイナムジャパンホールディングスが、当時39店を経営していた夢コーポレーションを完全子会社化しました。そしてつい先日、一部報道で東北・関東を中心にチェーン展開する企業が、同じく東北で展開する企業のパチンコ事業を譲り受けることも明かされました。外観が派手で、朝から人が並んでいる店もあるだけに、もうかっている印象が強いパチンコホールですが、遊技人口の減少もあり、1万店の大台を割り込むことも予想されています。

 この全国1万店という数字、さぞ大型なチェーンがあると思えば、100店を超えるのは先ほど出てきたダイナム(444店)、売上としてはダントツ首位の最大手マルハン(315店)、ガイア(174店)、キコーナ(企業名アンダーツリー 102店)の4社のみ。圧倒的に中小企業が多いのです。ここに遊技人口減による売り上げ減少と、「遊技くぎ」問題による大量の台を入れ替える費用の増加。生き残りのためには、かつてのライバル企業と手を組む、一緒になるという選択も増えていくのが自然です。

 ◇2016年が節目

 現在パチンコ業界内では、くぎが不正な状態とされる約73万台のパチンコ機を、年内にすべて撤去するという“大仕事”の真っ最中です。あと半年で不正なものを取り除き、かつユーザー離れを加速させないためのサービスを提供する必要がある、非常に難しい時期になります。独力で踏ん張るか、他社と手を組んで乗り切るか。2017年を迎えるための6カ月が、今日からスタートです。【K松】

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