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状況が変化したパチ・スロとアニメの関係

[2016年8月26日18時30分]

  • TL
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 こんにちは、K松です。パチンコ・パチスロ店の中を見渡せば、どこもアニメとタイアップした機種がずらり。メーカーオリジナルのキャラや、そもそも液晶が搭載されていない機種は少数派です。一般的に知名度が低いアニメでも、パチ・スロファンには有名、というものもあります。ところが最近、苦戦が続くパチ・スロ業界の影響もあり、アニメ業界との関係に少し変化が見えました。今回は、その変化についてのお話です。

 そもそも、パチ・スロとアニメの関係は、コンテンツの貸し借りです。新機種を作る上で、既に映像素材があり、原作の認知度もあるアニメ作品は、パチ・スロ側にとって有益なものでした。ギャンブルイメージもあってか、かなり高い使用料が設定されることもありますが、それでもパチ・スロ側はゼロの状態からキャラクターを考え、映像を作るより、高額を支払ってでもタイアップ機にすることのメリットを選んできました。実際、これにより爆発的なセールスを記録したものもありますし、長く続くシリーズ機も大半はアニメものです。

 数多くのパチ・スロ機が生み出されるに連れ、新しいアニメとのタイアップも、どんどん増えました。かつてはユーザー層も考慮して、80年代前後にヒットした作品が多かったのですが、今や放送から2~3年後にはパチ・スロ機としてデビューしているものも少なくありません。そう考えると、ある程度アニメを制作する際に、後のパチ・スロ化によるマネタイズを計算に入れている作品もあると言っていいでしょう。実際、アニメ側にはパチ・スロ化によって大きなお金が落ちていますし、声優さんたちのギャラもパチ・スロ機用のお仕事は、アニメよりもかなり高いというのは有名です。

 ところが、パチ・スロ業界が抱える大きな悩み、参加人口の減少と、ギャンブル性を抑えるためのスペック変更により、メーカーが新機種を開発しても、かつてより売れなくなっていました。また、スペックが実質ダウンしたこともあって、パチ・スロファンの間で知名度が低いアニメとのタイアップでチャレンジをする余裕がなくなり、既に人気を得ているコンテンツのシリーズ機を増産する流れが強まりました。これまで大のお得意さまだったパチ・スロ側が苦境に陥ったことで、アニメ側も単にコンテンツを貸し、多額を得ることが難しくなってきました。どちらかと言えばパチ・スロ機のPRには非協力的だったところが、むしろ「一緒に盛り上げましょう」と持ち掛けてきたという話もあります。

 アニメ側にしてみれば、タイアップした作品の続編、さらには別の作品を生み出す上で、どうしても資金が必要です。テレビアニメそのものを作っただけでは大赤字。これがグッズになり、他業種とタイアップすることで、投資額を回収し利益を出す。これがアニメのサイクルです。繰り返しになりますが、アニメ側にとってパチ・スロは大のお得意さま。このまま落ち込んでもらっては困るという思いがあるのも当然です。

 アニメファンには、「パチ・スロになるなんて…」と思う方々も多いものです。とはいえ、お金の部分だけ見れば、一概に否定しづらいものでもあるとは思います。このままパチ・スロの元気がなくなると、アニメの新作が減る、なんてことも想像ができます。今後アニメ側がパチ・スロ側に、どこまで協力的になるか。そんな見方をするのも、おもしろいかと思います。【K松】

  • TL

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