全日本大学野球連盟は23日、世界大学選手権(7月17~27日、チェコ・ブルノほか)の日本代表に斎藤佑樹投手(早大)ら22人を選出した。全日本大学選手権を制した東洋大からは乾真大投手ら4人が選ばれ、早大の4人と並んで最多。

 投手は8人で斎藤佑のほかに、岩田慎司(明大)武内久士(法大)巽真悟(近大)らが入った。捕手は細山田武史(早大)大野奨太(東洋大)の2人。内野手は上本博紀(早大)中田亮二(亜大)ら8人。外野手は岩本貴裕(亜大)ら4人が代表入りした。主将は高島毅内野手(青学大)。

 また、ハーレム国際大会(7月4~13日、オランダ・ハーレム)の代表24人も選出。世界選手権代表からは18人が入ったが、斎藤佑は外れた。2大会ともに指揮を執る青学大の河原井正雄監督は「世界選手権では当然、金メダルを狙う。総力戦で戦いたい」と話した。