<関西学生野球:近大5-3立命大>◇第5週初日◇4日◇皇子山

 ケガでリーグ戦を欠場していた今秋ドラフトの上位候補、近大荒木貴裕内野手(4年=帝京三)が今季初出場し、攻守で活躍した。3番遊撃で先発出場し、初回1死一塁の初打席で三塁強襲打。好機を広げ、1回の3点先制に貢献した。守っても8個のゴロをさばいた。3月30日の練習試合・名商大戦のベースランニングで、右足甲を骨折。主将の欠場も響き、近大は第3節(4月18、19日=スカイマーク)で関学に連続完封負け。「あのときは本当につらかった」と明かした。