全日本大学野球連盟と日本高校野球連盟は14日、プロ入りを希望する選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、同日午後5時の時点で188人(大学93人、高校95人)の届け出があったと発表した。未提出の選手は28日のドラフト会議で指名を受けられない。

 大学生は東京6大学リーグで史上6人目となる30勝、300奪三振を達成した早大の斎藤佑樹投手が提出した。既にロッテとヤクルトが1位指名を公表している。

 早大は世界大学選手権日本代表の大石達也や、福井優也の両本格派右腕も届け出た。投手では最速157キロを誇る剛球右腕の中大・沢村拓一、仏教大の左腕大野雄大らも提出。野手は世界大学選手権で日本代表主将を務めた伊志嶺翔大外野手(東海大)が出した。

 高校生では今夏の全国選手権大会で準優勝した東海大相模(神奈川)の一二三慎太投手が提出。4季連続で甲子園大会に出場した中京大中京(愛知)の磯村嘉孝捕手や、履正社(大阪)の山田哲人内野手らも届け出た。