日本学生野球協会は25日、東京都内で常務理事会を開き、日本学生野球憲章の改正で大幅緩和したプロとの交流について運用規則の原案をまとめ、3月1日からプロと大学の練習試合を認める内容が盛り込まれた。高校は対象から外れた。

 試合実施は春休みなど長期休暇の間を予定。場所はプロ、大学いずれのグラウンドでも構わないが、入場料を取ることは認めない。

 また、プロ現役選手がオフに母校で練習する規定を弾力的にした。例えばA選手が自分の母校での練習に、他校出身のB選手を同行できる。

 原案は2月16日の同協会評議員会で承認されて正式に施行される。