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東北福祉大中根がピンチ断つ/仙台6大学

東北福祉大の中根は9回表、2死二、三塁のピンチを3球で切り抜ける
東北福祉大の中根は9回表、2死二、三塁のピンチを3球で切り抜ける

<仙台6大学野球春季リーグ:東北福祉大3-1宮教大>◇13日◇第1節最終日◇仙台市青葉区・東北福祉大球場

 東北福祉大が3-1で宮教大に連勝し、勝ち点1を挙げた。2点差に迫られた9回表2死二、三塁のピンチで、1年生ルーキー中根佑二(仙台育英)が4番手で救援。後続を3球で仕留め、大学公式戦デビューを飾った。仙台育英で同期だったヤクルト由規もこの日、イースタン巨人戦でプロ公式戦デビュー。それぞれ好投を見せた。

 ブルペンで7回から準備していた中根に、出番がやってきた。一打同点の9回2死二、三塁。山路哲生監督(41)に「打たれてもいいから自分の球を投げろ」と送り出された中根は、3球直球勝負で相手1番打者を左飛に仕留めた。中根は「まさかこんな場面でと緊張しました。でもストレートが持ち味だと思っているので強気で投げました」と振り返った。

 この日、中根と仙台育英で同期のヤクルト由規も、イースタン巨人戦の7回に登板。最速148キロの直球を交え、1回を1四球の無安打無失点でプロ公式戦デビューを飾った。中学時代に世界大会で準優勝した期待の中根だったが、1年秋の右ひじ手術の影響で、由規にエース番号を譲った。それぞれの世界での初登板に、中根は「縁がつながっている気がします。高校ではライバルだと思っていましたが、今はプロなので尊敬しています」と謙虚に話した。

 大学入学前の関東遠征に帯同。中継ぎ、抑えで計8試合に登板して自責点0。早大戦では自己最速の145キロをマークした。“準エース”として不完全燃焼に終わった高校時代。卒業前、恩師・佐々木順一朗監督(48)から「必ずプロに行け」と書かれた色紙を手渡された。中根は「高校でたまっていた分を爆発させたい。(大学野球の聖地の)神宮で投げたい」と話した。神宮が本拠地となった由規に、追い付くつもりだ。【佐々木雄高】

 [2008年4月14日13時51分 紙面から]


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