<東京6大学野球:立大1-7早大>◇第4週初日◇4日◇神宮
早大・斎藤佑樹投手(2年=早実)が今季2度目の完投で、無傷の3連勝を飾った。立大1回戦に先発し、4安打4奪三振1失点で、7―1と先勝。最速は146キロをマークした。3勝はリーグ1位、防御率1・08は同2位と、2季連続の投手2冠を射程圏内にとらえる。4季連続Vへ向けて、チーム5連勝の立役者になった。
6回まで97球を要した斎藤佑が、味方打線が勝ち越した直後の7回にピッチを上げる。先頭打者を3球三振に切り、5球で3死を奪うと、続く8回は7球で仕留めてリズムを渡さなかった。決して本調子ではなくても、勝負どころはきっちりと抑えた。120球を投げ今季2度目の完投。「走り込みや投げ込みではつかないスタミナがついてきた」と、勝負の後半戦に向けて手応え十分だ。
序盤は直球主体、中盤以降はツーシームなどの変化球をコーナーに散らした。4奪三振ながら、内野ゴロ15個と打たせて取った。これで勝ち星はリーグトップ、防御率は2位と2季連続投手2冠の「定位置」が見えてきた。
雨天順延になった前夜は、家族4人で夕飯を共にした。斎藤佑のリクエストでデパートの地下で買ったウナギ弁当でスタミナをつけた。今季初のスライド先発だったが「去年1年間投げてきて、自分がやらなくちゃという気持ちがある」と調整の不安を一掃。立大・仁平は早実3年春に高校最後の黒星を喫した相手で気心も知れている。大学初対決に「先に降りたくなかった」と最後までマウンドを守り抜いた。【前田祐輔】



