<東京6大学野球:明大2-3立大>◇第5週3日目◇13日◇神宮
立大が菊沢竜佑投手(2年=秋田)のリーグ戦初勝利で、5校目となるリーグ通算800勝に到達した。菊沢は9回2死まで3安打7奪三振の力投。最後は岡村侑生投手(4年=富岡)の救援を受けたが、3-2で逃げ切った。明大は先発の岩田慎司投手(4年=東邦)が7回3失点(自責0)で今季初黒星。1勝1敗1分けで、14日の4回戦で勝ち点を争う。
節目の勝利は受難の末につかんだ。完封目前の菊沢が9回につかまる。安打と自らの失策などで1点を失うと、最後は岡村にマウンドを譲った。「次は完投したい」と課題に挙げたが、リーグ戦初勝利に笑顔が。秋田県出身で、6大学で投げる夢を持って上京、立大に進学した。「秋田にいる両親にあげたい」と記念のボールを握り締めた。
140キロ台中盤の直球に、スライダーが切れた。立大は08年度からアスリート入試を導入するなど、下級生に好選手がそろう。菊沢も2年生。スカウト陣の間では「秋とか来年は、早稲田のライバルは立教になるのでは」と評判だ。通算800勝に、坂口雅久監督(56)は「創部99年目で800勝だからね。集中して勝っているのは長嶋さんがいたころですよ」と先輩に敬意を表した。明大から勝ち点を奪えば、6季ぶりのAクラスが見えてくる。




