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七十七銀行が「死の組」突破/社会人野球

3回表1死二塁、右翼へ2ランを放つ七十七銀行・佐藤崇史中堅手
3回表1死二塁、右翼へ2ランを放つ七十七銀行・佐藤崇史中堅手

<都市対抗野球・2次予選東北大会:七十七銀行5-2きらやかベースボールクラブ、七十七銀行9-5TDK>◇初日◇28日◇宮城・名取スポーツパーク愛島球場ほか◇予選リーグ

 七十七銀行(宮城・仙台市)が「死のブロック」突破だ。きらやかベースボールクラブ(山形市)を5-2で、TDK(秋田・にかほ市)を9-5で下し実力伯仲のBブロックを1位通過し、第1代表決定トーナメント進出を決めた。6番佐藤崇史中堅手(29=明大)がTDK戦の3回に2ランを放つなど、2戦9打数7安打と爆発した。2位のTDKは敗者復活戦の第2代表決定トーナメントに回る。

 グループ1位と2位では東京ドームへの道のりが大きく変わる。1位なら残り2勝、2位なら30日からの4連戦をものにしなければならない。何としてもドームを近づけたい-。ライバルTDKとの意地と意地のぶつかり合いは、激しい打撃戦になって表れた。

 そのハートをバットで代弁したのが佐藤だ。きらやかBC戦では同点打を放つなど4打数3安打。雌雄を決するTDK戦では、逆風を突く2ラン含む5打数4安打と勢いは止まらなかった。「(本塁打は)詰まったけど、逆に切れずに済んだ」。2戦ともに2ケタ、合わせて27安打と好調な打線を引っ張った。本来はクリーンアップを務める力を持つ。村瀬公三監督(41)は「まじめで考えすぎてしまうので」と、あえて6番に据えていた。

 今年にかける意気込みが佐藤にはある。4月17日、第1子の望花(ののか)ちゃんが誕生。「活躍してドームに行きたい。いい年にしたい」と気持ちを新たにした。雪辱の思いもある。第2代表として出場した昨年は、1回戦で東芝(神奈川)に7回コールド0-10と大敗。「あの経験をムダにしたくない」と語る。雪辱の舞台が近づいたが「先は見ない。1打席、1球、一振りを大事に全員でやっていく」。まずは30日の準決勝突破に全力を注ぐ。【清水智彦】

 [2008年6月29日13時52分 紙面から]


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