<都市対抗野球:セガサミー1-0七十七銀行>◇1日◇1回戦◇東京ドーム
七十七銀行(仙台市)が0-1でセガサミー(東京都)に惜敗、3年ぶりの初戦突破はならなかった。打線が散発6安打に抑えられ三塁を踏めず。先発した補強選手の摂津正投手(26=JR東日本東北)は5安打10奪三振で完投したが、7回2死二塁から決勝打を浴び、1点に泣いた。
粘りは及ばなかった。1点を追う9回、相手ミスから1死二塁の好機。5番北川聡三塁手(25=東北福祉大)のライナーが投手のグラブに収まった。飛び出した二塁走者の前原祐彦(24=法大)が刺され併殺。あっけない幕切れで、今年の七十七銀行の夏が終わった。
僅差(きんさ)の敗戦に村瀬公三監督(41)は「すべて私のせい。的確なアドバイスができなかった。3回までに点が動いて欲しかったが」。3回まで4安打を放ちながら、攻め切れなかった序盤を振り返った。
自身5度目のドーム登板となった摂津は、7回の一投を悔やんだ。2死二塁。カウント1-3からファウルで2-3とし、最後は内の真っすぐで勝負に行った。「高めに浮いた。コースも真ん中よりになってしまった」。次打者は9番。塁を埋めても良いと、際どいコースで勝負していい状況ではあった。「そういう策もあったが…状況が見えていない。そこらへんですね」と課題を挙げた。
補強選手で、初戦の先発。試合後、登板のなかったエース相沢滋投手(35=東北学院大)から背中をポンとたたかれ、ねぎらわれた。「いい投球だったと声をかけてもらった。でも勝ってナンボ。それが補強の役目なんです」。同行の3年ぶり1勝に貢献できず肩を落とした。【清水智彦】



