<東都大学野球:国学大1-0中大>◇第1週2日目◇8日◇神宮

 1部に復帰したばかりの国学大が初勝利を挙げた。リーグ戦初先発の高木京介投手(2年=星稜)が最速144キロの速球を武器に7回途中まで2安打無失点に抑え、埜口卓哉投手(3年=つくば秀英)へのリレーで初回の1点を守った。

 2年生左腕の高木が初勝利をつかんだ。最速144キロの速球に緩いカーブを織りまぜて中大を7回途中まで2安打、無失点に抑え込んだ。高木は「緩急が自分の持ち味ですから。万全に近い球が投げられました」と神宮初勝利を喜んだ。復帰初勝利の竹田利秋監督(68)は「投手がよく投げてくれました。これで0勝10敗はなくなった。次もとりあえずは1勝です」と話していた。