28日に迫るドラフトの目玉、中大・沢村拓一投手(4年=佐野日大)が、優勝と1位指名の二重の喜びを目指す。26日の国士舘大2回戦に向けて25日、東京・八王子市で調整した。この試合に勝って、東洋大が青学大に負ければ、ドラフト当日に未消化の東洋大との3回戦が行われる予定だ。現在1位の国学院大が27日に亜大に負けた場合、この東洋大3回戦に勝利すれば勝ち点4となり、中大の6年ぶり優勝が決まる。すでに巨人が1位指名を固めている剛腕は「気持ちは落ち着いている。明日勝って、東洋大にも勝つ」と、ダブルの快挙を待ちわびている。