11年秋のドラフトには、10年に1度と称されたハンカチ世代を上回る実力派がめじろ押しだ。いち早く来秋のドラフト候補をチェックした。

 早大・土生翔平外野手(3年=広陵)は、攻走守3拍子そろうヒットメーカーだ。日本ハム入りした斎藤の後を受け継いで、第101代の主将を務める。端正な顔も魅力的で、今秋の東京6大学リーグでは、3割8分6厘をマークして首位打者に輝いた。広陵時代のチームメートだった明大・野村とは、07年夏の甲子園で準優勝した。今秋の対戦ではサヨナラ打を放って「特別な思入れがある」と刺激にしている。