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合宿中の佑ちゃん肩に違和感、登板回避

 早大・斎藤佑樹投手(1年=早実)が右肩の違和感を訴えて登板回避した。来年7月の世界大学野球選手権(チェコ)に向けた強化合宿2日目の8日、松山・坊ちゃんスタジアムで紅白戦を行った。斎藤は9日を含めた2試合の紅白戦に1イニングずつ登板する予定だったが、いずれも回避することになった。

 7回からベンチ前で遠投を始めた斎藤が、応武篤良コーチ(49=早大)とともに、河原井正雄監督(53=青学大)の元に向かった。3者会談で状態を確認。斎藤は「違和感です。張り? そんなに大したことはないです。この時期はいつも(違和感が)出る。寒いし調整が難しいですから。投げられないことはないけど大事を取りました」と軽傷を強調する。

 ただ投手にとっては致命傷にもなりかねない部分だけに、不安は残る。昨夏の甲子園から大学1年生シーズンと、フル回転してきた鉄腕が公に初めて訴えた「違和感」。11月の明治神宮大会以降はブルペン投球をしないで合宿入り。初日も15人の投手陣の中で唯一投球練習を行わなかった。

 それでも首脳陣の信頼は揺るぎない。河原井監督は「君の力は分かっているから無理はするな、と。アメリカでも十二分に力を出していたし、彼は海外のチームに対応できる。ケガをして代表自体が無理になるのが一番怖い」と第1号となる代表“内定”を出した。この日は約5000人のファンが大声援を送った。斎藤は「本当に残念で申し訳ない」と無念そうに球場を後にした。【前田祐輔】

[2007年12月9日9時11分 紙面から]

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