新潟という土地、そしてプロ野球のDeNAというチームには縁がある。南場智子オーナーは、新潟市出身。選手を見ても、上越市出身の先発右腕・飯塚だけでなく、ルーキー(18年ドラフト6位指名の)知野直人内野手は三条市出身だ。

今年の5月には巨人戦が開催されることが決まっている。新潟でのDeNAの試合は交流戦も含めて、今年で11年連続。そうしたことから、多くのファンもこの地に根付くと聞く。

何より、ラミレス監督はBC群馬時代に、何度か同地を訪れている。そして例年となったトークショーも21日に、新潟市内で行われた。そんなファンを意識してか? 大胆にも現時点での開幕オーダーを明かした。

1番 右翼 梶谷

2番 中堅 桑原

3番 二塁 ソト

4番 左翼 筒香

5番 三塁 宮崎

6番 一塁 ロペス

7番 捕手 伊藤

8番 遊撃 大和

9番 投手

開幕戦は、どのチーム、指揮官、選手にとって、大事な一戦となることは言うまでもない。だが、ラミレス監督は理想の指揮官像を問われ「ファンを大切にしたい。そういう意識を持っていたい」と話した。集まったファンへのサービスも忘れない。

新潟とDeNAの関係性。毎年のように試合も開催される今、今後も同地で、ファンが増えることは間違いないだろう。横浜以外でDeNAの文字が、どんどんと大きくなっていく。【DeNA担当 栗田尚樹】