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ヨシネーのひとりごと

ヨシネーのひとりごと

◆保坂淑子(ほさか・よしこ) 秋田県生まれ。フリーライター、エディター。2017年まで、日刊スポーツ出版社刊「プロ野球ai」デスク、「輝け甲子園の星」の記者を務める。“ヨシネー”の愛称で連載を担当した。甲子園取材は2019年で春20回、夏25回。著書に「監督心」、「主将心」(実業之日本社)「東浜巨 野球日誌が語る22年」(小学館)など。

大学日本代表、延長10回、タイブレーク、立教大・佐藤の一打で決勝へ

[2014年7月25日16時2分]

 19日(日本時間19日深夜)、大学日本代表は準決勝をオランダと対戦。1対1で迎えた延長10回裏、日本はタイブレークから1番佐藤拓也選手(立教大・2年)がレフトへ前ヒットを放ち2対1とサヨナラ勝ちで決勝戦進出を決めました!

 今大会、大学日本代表の1番バッターとしてリードしてきた佐藤選手。私が見た4試合でも、14打数6安打。1番バッターとして、常に得点に絡む出塁で勝利に貢献。これまで影の立役者だった佐藤選手が、今日は勝利に導いたヒーローです!

 「海外の投手は日本人の投手と違って変則的なピッチャーが多いんです。だから、最初の打席から、早く慣れるようにセンター前を意識したり、立ち位置を変えたりしています」

 2戦目、台北戦の後に話してくれていた佐藤選手。打者の手元で微妙に変化する投手の球を、打ちあぐねていたバッター陣の中で、唯一しっかり捉えていた陰には、打席での試行錯誤があったからなんですね! 今日は、値千金の一打。オイシイところ、もっていったね~! 

 さぁ、明日はいよいよ決勝戦。再びアメリカと対戦。2014年大学日本代表の集大成です。みんな、頑張って!

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