センバツに出場する静岡が26日に県庁を訪れ、川勝平太知事を表敬訪問した。安本竜二主将(2年)をはじめ、メンバーそれぞれが大会に向けての意気込みを強い口調で誓った。この日の練習はオフで、静岡市の田辺信宏市長らも表敬訪問。今回は1次メンバーの18人だけでなく、野球部全員が参加した。

 栗林俊輔監督(42)は「冬に一丸となってやってきた。応援されることを当然と思わずに足元を見つめてやっていきたい」と決意を述べた。安本主将が「勝ちにつながるプレーを見せたい」と言えば、赤堀史弥(1年)も「静高の名を全国に広められるように」との意気込みを示した。なおチームには激励品としてスポーツ飲料も贈呈された。川勝知事は「優勝を勝ち取って、感激を届けてほしい」と、県からの応援を約束していた。【加納慎也】