9回1死一、二塁、今治西(愛媛)藤原睦来外野手(3年)の頭部に死球が当たり、担架で運ばれ退場した。

 直後に、救急車で病院に向かった。左耳の後ろに傷口を抑えるパットのようなものを当てて、搬送された。

 兵庫・尼崎市で診察を受けた結果、左耳の下部に約3センチの挫創があり、2針縫った。CT検査の結果、脳内に出血はなく、今後の練習参加に支障はない。

 藤原は「(死球は)打ちたいという気持ちが強かったので、よけられなかった。次の試合では自分の打撃よりも、試合に勝ちたい」とコメントした。

 粘りの投球を続けていた桐蔭(和歌山)のエース伊沢由紘投手(3年)は、この1球で降板した。