2季連続出場の東海大四(北海道)は、エース大沢志意也(3年)が10奪三振で豊橋工打線を完封し、北海道勢春夏通算110勝を飾った。

 2、3回と1死三塁のピンチを脱して波に乗った。直球は自己最速に並ぶ139キロをマーク。チェンジアップに緩いカーブも効果的で、4回以降は安打を許さなかった。マウンドでは終始、無表情を貫いたが、昨夏に続く初戦突破に「とても気持ちが良い」と、試合後は爽やかな笑顔を見せた。