<センバツ高校野球:浦和学院5-1大曲工>◇27日◇2回戦

 初出場の大曲工が、06年秋田商以来となる秋田県勢9年ぶりの春8強入りを逃した。初回に2番赤川駿(3年)の本塁打で先制したが、関東王者に逆転負けした。

 1回戦に続き10安打を放った。地元名物にちなんだ「花火打線」は、9回2死から連打と持ち味の粘りを発揮。2試合で計5安打の1番佐々木駿一(3年)は「チームとして、バッティングは全国でも通用する」。敗れはしたものの、甲子園で大きな収穫を手にした。