静岡がサヨナラ負けを喫し、1928年以来、戦後では初となる4強を逃した。

 3回から左腕の村松遼太朗(3年)が甲子園初登板。スライダーを軸に5、6回には3者凡退で切り抜けるなど好投。3-3の7回に1死三塁から村松がスクイズを狙うが失敗。最後は2死一、二塁からスライダーが高めに入り痛打された。

 村松は「スクイズを決めなきゃと力んでしまった。7回で点を取っていれば、投球にも余裕ができたかなと思う」と悔しさをみせた。