日本高野連が9月に退任する予定の奥島孝康会長(76)の後任候補を、日本学生野球協会の八田英二会長(66)に一本化したことが24日、関係者への取材で分かった。5月の理事会で推薦を受け、6月の評議員会で決まる見通し。

 八田氏は同志社大の学長を1998年から15年務め、全日本大学野球連盟の会長なども歴任。高野連の会長を、上位団体である日本学生野球協会会長と兼務する形で調整している。

 奥島会長は初開催から100年となる夏の甲子園大会、その後のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯=9月6日決勝)を終えた後に退任する。